山形県立4病院・山形県立米沢栄養大学の連携の取り組み
近年、医療を取り巻く環境は、高度化・多様化し、めまぐるしく変化しています。社会や組織、看護対象のニーズに応えるためには、臨床と教育が協働して看護を創造し、看護職者を育てていくことが大切になります。そこで、臨床や教育の課題について共通認識を持ち、教育と看護実践の質向上に向けて取り組みたいと考え、山形県立保健医療大学との連携を図ることとなりました。平成26年度は「大卒看護師キャリアアップモデルプログラム」を策定しました。新人看護師の研修やキャリアに関する相談、病院でのインターンシップ、メンタルヘルス対策などを行う予定です。これまで行ってきた看護実習、卒論研究、共同研究などの連携は継続していきます。
山形県立米沢栄養大学と山形県立病院栄養管理部門は、連携して管理栄養士の人材育成・資質向上に取り組んでいます。県立4病院で、平成27年度より、「学生考案“バランス・減塩・地産地消メニュー”」(平成27年度~平成29年度)・「“学生コラボ”・おいしい減塩メニュー」(平成30年度〜令和5年)を提供しています。
第11回学生コラボ おいしい減塩メニュー
テーマ
「豚肉を使った中華料理」
<メニュー>
桜えびと生姜のごはん
小松菜の青椒肉絲
なすの中華和え
イカと玉ねぎの甘酢漬け
食塩相当量 1.9g(目標:2g未満)