生理検査室
生理検査室のご紹介
生理検査室では、主に心電図・脳波・肺機能・超音波検査・神経伝導検査等を行っています。
こちらが受付になりますので、受付票などを提出していただきます。
この奥に、各検査室が並んでいます。
心電図検査、ABI/PWV検査、ABPM検査
虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症など)、不整脈などを調べます。
- 心電図の検査には、安静状態で記録する心電図や、運動(階段昇降・廊下歩行・トレッドミル等)した後に、時間を追って記録していく負荷心電図検査や24時間記録するホルター心電図があります。
その他、ABI/PWV検査(足関節上腕血管比/脈波伝搬速度)という、動脈硬化を調べる検査や、ABPM検査(血圧日内変動検査)という、24時間血圧測定をする検査があります。
肺機能検査
呼吸機能障害の有無や程度を調べます。
- 肺活量とはがんばって息を吐いたところから、がんばって吸ったところまでの空気の量です。
肺活量は身長、年齢、性別によっても値が変わります。
検査室にはHEPAフィルター※付きクリーンパーテーションを設置しています。検査者はマスク、フェイスシールド等の個人用防護具を用いて検査を実施し、検査後には環境の清拭を行い、感染対策に努めています。
※ JIS規格で粒径0.3μmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率を持つフィルター
超音波検査
人の耳に聞こえない音波(超音波)を体に当て、返ってきたエコー(こだま)を画像にしたもので、臓器の形態や大きさ、血流、血管の動脈硬化などを見ることができます。
- 心臓、腹部、泌尿器、甲状腺、頸動脈、腎動脈、下肢動静脈の検査を行っています。
脳波検査
脳の細胞から出る微弱電位を記録し、機能を調べます。
- 頭部に電極をつけて検査します。
- 1時間から1時間30分程度の時間のかかる検査です。
注)頭の中で考えていることや、夢の中のことはわかりません。
神経伝導検査
神経を電気刺激して現れた波形と速度で、手や足のしびれなどの原因を調べます。
- 神経を電気的に刺激するので、多少の痛みを伴います。
チーム医療への参加
- 脳神経外科手術モニタリング
- TAVI(経カテーテル大動脈弁留置術)に向けたハートチームへの参加