久しぶりです。1年目のY.Yです。ブログを催促されて以来書かずに過ごしてきてしまい2年目の先生方をはじめ皆にはご迷惑をおかけしました。心を入れ替え真面目に書いていきたいと思います。
さて、早いもので研修が始まってから10か月が経ちました。私事ですが、7月から12月までは麻酔・救急・外科と2か月ずつの研修をしてきたため夏も秋もあっという間に過ぎて気づいたら新年だったみたいな感じです。
1月は消化器を回り内視鏡検査を徹底して教えてもらいました。指導医の先生や上級医の先生方が検査しているのを見ていると自分もそのようにできるんじゃないかと錯覚してしまうんですが、実際やってみると見ているのとは全く異なり、内視鏡をもつ手、腕、姿勢、指先まで全てがうまくいかないと自分の思った通りにスコープを進め合わせることはできずとても苦労しました。引き抜きなどは少しずつできるようになってきたとは思いますがまだまだ鍛錬しないといけないと思います。一か月の研修期間は久しぶりだったのですが、あっという間に終わってしまいもう少し勉強したかったです。2年目にまたとりたいと思います。指導医のF先生を始めとする先生方、内視鏡室や病棟のスタッフの方々には色々とご迷惑をおかけしましたが大変有意義な研修ができました。ありがとうございました。
2月からは小児科を回りますが、まだまだ救急外来でも苦手意識があるので少しでも慣れていければと思います。
さてさて、早くて今週の土曜日からは医師国家試験が始まりますね。去年の今頃は、ターゲットと回数別をひたすら繰り返していました。自分は模試が中の下から下の上くらいで必修もとんでもなく悪い結果をだしていたため一抹の不安を抱えながらもなんとかなるさと楽観的に考えて本番を迎えました。自分は東海地方のG大学出身なので名古屋にバスで前日入りしてTECOMの直前講習を受けていざ本番となりました。試験会場につくとすごい人がいっぱいでこれ全てが医学生なんだと少し驚きましたが、気持ちを落ち着かせAブロックを解き始めました。難しかったという印象でした。ダニの写真も出ましたし。友達と答え合わせをするとだんだん自信がなくなり最後にはお互いもうやめようみたいな雰囲気になりました。Bブロックも自分には難しくCの必修もその流れで結構ひどくやられてしまい1日目は散々でした。夕ご飯もみんなで食べに行ったけれどあーだこーだと言いながら自分は必修落ちの危機に瀕していました。夜はもう一度復習を死にもの狂いでやり2日目に臨みました。2日目は結構できて3日目で挽回できました。あきらめないことが大切だと実感しました。バスの帰りはかすかにきこえてくるできるやつの自己採の解答に聞き耳をたてながらうとうとしてましたがなんとなく大丈夫な感じがしたので安堵したのを覚えています。試験が終わったら自己採して旅行に行って帰ってきたら卒業式のまえに合格通知が来てと慌ただしい一か月半でした。
だらだらと昔の思い出を書いてしまいましたが来年入ってくる学生のみなさんも頑張ってください。心から応援しています。救外でもインフルエンザや胃腸炎も流行り始めているのでくれぐれも体調には気を付けてください。では健闘を祈ります。