前回のブログの写真に写っているブログ係のTYがブログを更新します。
6月に入りまして、多くの仲間のローテート科が代わりました。医師免許原本も郵送されてきました。私も神経内科から循環器内科に代わり、新たな気持ちで研修に臨んでいます。1か月半の神経内科研修では採血や腰椎穿刺等の手技やカルテ記載・内服薬や点滴の調整といった病棟業務から救急室での神経系の救急患者対応まで幅広く習得することができました。2年間の研修の基礎を神経内科の先生方に作って頂きました。この場をお借りして神経内科の先生方や7東病棟の看護師の方々に感謝申し上げます。
さて、話題は変わりますが、私たち研修医が普段どのようにして勉強しているのかを一部紹介したいと思います。
まず「研修医講義」や救急症例をディスカッションする「救急Review」、クリニカルボード、ABC(青柳ばい菌カンファレンス)等、指導医の先生方がお忙しい中指導して下さる定期的な勉強会が数多くあります。
また、普段の研修や当直から生じた疑問点や不明点を書籍やインターネットでこまめに解消するように努めています。研修医向けの良質な本は多く、日々の研修に直接活かせたことが多々ありました。
写真は当直で診た疾患を「ハリソン内科学」で復習している私です。当直で経験した症例を集会室で教え合う自主的な勉強会も開かれているようです。
科によっては抄読会があり、英語論文を読んで発表します。学会に参加したり、地方会で発表させて頂く機会も多くあり、院外からのinputやoutputも盛んに行っています。私も4月に日本泌尿器科学会総会に参加し、尿路感染症への理解を深めました。11月に開催される日本救急医学会にも参加する予定なので、今から楽しみにしています。
以上いろいろ書きましたが、少しでも医師としてステップアップできるようにこれからも日々研鑽を積みたいと思っています。そのための環境は山形県立中央病院にはすべて揃っていると感じています。学生の皆さんの病院見学やマッチングを心よりお待ちしています。