皆さん、こんにちは。研修医1年目のA. J.です。「コロナに負けるな」というタイトルで2020年5月にもブログを書かせていただきましたが、今回はブログ係として代打で書かせていただきます(笑)。
私は、現在産婦人科で研修させていただいています。内科志望である自分にとっては、産婦人科をじっくり勉強できる、人生最後の機会であると思います。新型コロナウイルスの影響でお産の件数が減っているのは事実ですが、研修としては充実した日々を過ごすことができています。女性への問診や診察は、産婦人科研修でしか学べない部分もあるので、実践的に学び、日々の救急外来に活かしていきたいです。
話は変わりますが、現在は2021年3月ということで、初期研修を開始してから1年間経過しようとしています。正直なところ、あっという間だったなと感じます。初期研修が始まったばかりの頃は、何をするにしてもどこか不安げなところがありました。そのときに比べると大きく成長し、自信をもってできることが増えたように思います。研修医2年目の先生方、各診療科の指導医の先生方の御指導あってのことであり、感謝の気持ちでいっぱいです。もちろん、まだまだ至らない点はありますので、引き続き向上心をもって研修に勤しんでいきたいと思います。
1年間経過するということは、研修医2年目の先生方とのお別れが近づいてきたということになります。振り返ってみると、本来は飲み会やイベントで、親睦を深める機会がたくさんあったはずです。しかしながら、新型コロナウイルスの影響でそういった機会は皆無に等しい状況となってしまいました。それについては非常に残念に思います。そんな状況の中でも、日当直や日々の研修を通して、2年目の先生とコミュニケーションをとって多くのことを学ぶことができたと思います。
来月には私たちが研修医2年目となります。今まで教えてもらっていたことを、今度は私たちが後輩に伝えていかなければなりません。私が大切にしている言葉に、「一歩一歩」があります。2年目になることを自覚すると、足りない部分ばかりが目についてしまうかもしれません。今まで積み上げてきた一歩一歩を大切にして、自信をもって取り組み、足りない部分についてはその都度補っていこうと思います。ここから、頑張ります(笑)。
最後になりましたが、当院でも新型コロナウイルスに対するワクチン接種が始まっています。筋肉注射する機会って実はほとんどありません(笑)。