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今年も残すところあとわずか

[ 2024.12.12 ] [ 研修医の日々の様子 ]

12月担当のY.Zです。いかがお過ごしでしょうか。
旧暦では師走。お寺の僧も駆け回ってしまうほど忙しい月であることからこう呼ばれるそうです。年中病院内を駆け回っている我々研修医ですが、たしかに今月は一段と走りまわっているように感じます。

仕事でこれだけ動き回っていればさぞ体力はつき、健康的な身体を手にしてもいいものだと思うのですが、残念ながらそうはいきません。仕事の疲れを言い訳に怠惰な生活を送り、たまに外に出たかと思えば山形のおいしいお酒とご飯を貪り、大学時代にはあったはずの体力など全くと言っていいほどなくなってしまいました。代わりについたのは贅肉…
さすがにそろそろ体力もつけねばならんと思い立ち、ジムやボルダリングを最近始めてみました。幸いなことに私の研修医同期はなぜか筋トレお化けがたくさんいるのです。実に16人中10人が同じジムに通うというなんとも奇怪な学年となっています。仲間がいるおかげで3日坊主気味な私もかろうじて通い続けられています。

身体を動かしてみると大変気持ちのいいもので、しかも運動後のビールは罪悪感を覚えることなく飲むことができ、味も格別です。運動量は増えたはずですがなぜか体重がまた少し増えていました。不思議ですね。

話は変わりますが今月に入って突然寒くなってまいりました。雪もちらつき始めていよいよ冬到来ですね。山形に来て7年目になりますが、関東育ちの私は雪が降るといまだに少しワクワクします。山形市の雪景色は風も弱く、しんしんと積もるのでとても美しく感じます。スキーや雪合戦をしたりかまくらを作ったりするのが今から楽しみです。

まだ字数が余っているので最後に私の好きな山形の日本酒について少し書かせていただきます。山形は「十四代」という、幻の日本酒が大変有名ですが、私の好きなお酒は「朝日鷹」です。朝日鷹は十四代と同じく高木酒造さんの作る日本酒で、おもに山形の地元の方向けに流通しているお酒です。十四代は梨を思わせる優しいフルーティさと水のような飲みやすさがありますが、朝日鷹は飲みやすさやフルーティさは残しつつもバナナのような濃い味わいがあります。私としては朝日鷹の方が好みだったりします。当然、十四代のなかでも「双虹」や「龍泉」といったさらにグレードの高いお酒は別格ですが。

他には米沢の「東光」もお勧めしたい日本酒の一つです。とくに少しお値段は張りますが「袋吊り」は全国的にみてもトップレベルにおいしいお酒だと思います。今のところはそこそこ入手しやすいと思うので、ぜひ今のうちに飲んでおくべきかと思います。

今月はイベントも沢山あります。クリスマスや大晦日など楽しいイベントが盛りだくさん。どうかこのブログを読んでくださっている方におかれましては体調を崩さぬよう気を付けてお過ごしください。心からのお願いです。

それではよいお年をお過ごしください。