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[ 2016.07.29 ] [ 研修医の日々の様子 ]

こんにちは!研修医1年目のT.Sです。

早いもので研修医として働き出してから、4カ月が経過しようとしています。自分に力がついたかどうかは分かりませんが、病棟業務にもようやく慣れてきて自分のやりたいこと、勉強したいことがやれるようになってきていると思います。

私は、今まで主に内科系を中心に今ローテーションさせていただいておりますが、毎日様々な疾患を持つ患者さんに接することができ、多くのことを患者さんから学ばせて頂いております。お給料を頂きながら勉強できるというのは本当に有難いことで、また様々な診療科の勉強ができるということは研修医の特権ですので、これからも積極的に患者さんの診療にあたりたいと思います。

また、そろそろ夏本番ということで花笠祭りが近付いてきました。1年目研修医は花笠祭りに参加するというのが毎年の恒例で、そろそろ花笠祭りの練習?も院内で始まるところです。今年も多くの研修医が花笠祭りに参加するので楽しみにしていてくださいね。

花笠まつり練習

仕事とプライベート、両方のメリハリをしっかりつけながらこれからも一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。

[ 2016.07.20 ] [ 研修内容の報告 ]

1年目研修医のM.Sです。
梅雨が終わりに近づき、最近暑い日が続いてきてとうとう夏という感じですね。

さて、自分は先月まで2ヶ月麻酔科を回っており、今月からは救急科を回っております。麻酔科ではあらかじめ問診や術前回診をする時間がたっぷりあるので挿管困難因子や術中のリスクを事前に予想し準備する時間がありました。

ただ救急科では電話が鳴ってから救急車で病院に運ばれてくるまで大体15〜30分、早ければ5分で着いてしまうときもあります。その少ない時間の中で主訴とバイタルから考えられる鑑別疾患を挙げ、それに対する検査をオーダーしなければならないので頭をフル回転で稼働させなければなりません。
まだまだ当直でwalk inの患者さんを見ることにも完全に慣れたわけではないので、それより重症であろう救急車搬送の患者さんを診察することに不安はありますが、当院の救急科には救急専門医の資格を持っていらっしゃる指導医の方々が多数いらっしゃるので救急診療の仕方をきめ細やかにアドバイスしてくださりとても心強く大変勉強になります。
当院の救急科では2ヶ月目からドクターヘリに乗るチャンスがいただけるので、来月には立派な「フライトドクター」として飛び立てるよう日々精進していきたいと思います。

ドクヘリ

[ 2016.07.11 ] [ 研修内容の報告, 研修医の日々の様子 ]

こんにちは。研修医1年目のT.Kです。
4月から2ヶ月半、循環器内科で研修し、仙台で症例発表を経験させてもらったのでそのことについて書きたいと思います。

時と場合によりますが、発表がある期間にその科をまわると「発表してみる?」と声をかけていただけることがあります。わたしも声をかけていただき発表することになりました。基本的に抄録とスライドを作ります。初めての発表だったので先生に抄録の作り方やスライドの作り方、パソコンが苦手だったのでパソコンの使い方まで教えていただきました。無事に完成し、自信たっぷりで発表前日、同期のT.IさんとS.Sさんの前で発表練習をしたのですが、質疑応答が殺到し、不安いっぱいで当日の朝を迎えることになりました。発表当日は循環器研修終わりの土曜日だったので、お昼にお疲れ様会も含めたイタリアンでのランチをごちそうになり会場へ向かいました。本番は、質疑応答で答えられない部分は先生も助けてくれたため、無事に終了しました。場合によっては質疑応答で他の先生が答えられない時もあるみたいなので注意が必要ですね。

約3ヵ月の研修を通して思うことは、経験できることは何でも経験した方がよいということです。あと、努力は裏切らないということを循環器の先生から学びました。

勉強しなきゃと思う日々ですが、毎日楽しく研修させていただいております。写真がないので、症例発表したスライドの1ページをのせたいと思います。

学生の皆さま、見学やマッチング心よりお待ちしております。

学会スライド

[ 2016.07.01 ] [ 研修内容の報告 ]

こんにちは。
研修医1年目のT. I.です。6月から2ヶ月間麻酔科で研修をしている最中で、その麻酔科研修も約1か月が経ちました。
ここ山形県立中央病院は研修医全員が、2ヶ月間の麻酔科での研修をすることになっていますので、県立中央病院の研修医が麻酔科でどのようなことやっているのかがわかるように書きたいと思います。

まず、麻酔科研修医がやることとして
・手術中の麻酔の導入、維持、覚醒
・手術の前後の診察
・手術前に当日必要な数のAライン(動脈血ガス採血に必要なルート)作り
・当日自分が入る手術のプレゼンと、機械や薬剤の準備。
・手術前日に病棟看護師さんへの指示出し(禁食・禁水分の指示出し、前投薬の有無の確認など)
・麻酔当番の日は緊急手術の際には麻酔をかけるので、その対応と呼ばれるかもしれないのでその待機
・2ヶ月間の最終週での抄読会発表
まとめると以上のことになります。

麻酔科研修医のタイムテーブルとしては
・7:15〜30-  担当する患者さんの手術室の準備。人工呼吸器の設定、挿管の準備を済ませます。
・7:40-  Aライン作り。空気が入らないように作るのはなかなか難しいです。
・8:20-  朝のカンファレンス。担当する患者さんのプレゼン、挿管困難が予想されるなど、麻酔のリスクについて他の先生も交えて話し合います。
・8:45-  手術開始。各々のオペ室で麻酔の導入、維持、覚醒をします。
・手術終了〜17:15  患者さんを手術室の出口まで見送りに行きます。また翌日手術予定の患者さんの術前診察、そして前日に手術した患者さんの術後診察に行きます。
・17:15- その日の手術の進行度合いにもよりますが、進行中の手術が1〜2件ほどになり、手術がその日当番の先生に引き継ぐことができそうになったら、当番でない場合は解散となります。当番の場合、その日の予定手術は基本的に最後までは麻酔をかけます。深夜に緊急手術で呼ばれることもありますが、もう一人の当番の先生が「明日も朝イチから手術あると思うから最後まではいなくていいよ。明日もがんばってね。」と言ってくださり、緊急手術となった患者さんの診察と導入だけで帰宅することもありました。

麻酔科で1ヶ月研修してみての感想ですが、麻酔の維持を研修医一人で行うことが多く、挿管や薬剤の調製など実際に手を動かすことが多いと感じました。また自分で昇圧剤など薬を静脈から入れた場合、すぐに血圧が上がったりと目に見えて体の変化がわかったりとすぐに効果が現れておもしろいなと思いました。点滴のための注射や、橈骨動脈に穿刺するための注射もほぼ毎日行っているため当初に比べ徐々にコツを掴んできていると思います。
残り約1ヶ月の麻酔科研修ですが、1ヶ月目以上に自分から能動的に動けるように頑張っていきたいと思います。

手術室の様子↓↓
手術室

 

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