皆さんこんにちは、一年目研修医のT.Iです。2度目の投稿です。
今回は現在ローテートしている科の様子と最近の生活について書きます。
現在私は循環器内科で研修しています。循環器内科の研修は午前中に心エコー検査、週に1回EPSが行われる日があるので担当患者さんが検査及び治療となる場合は指導医と一緒に術野に入ります。エコー検査は救急外来でも必須の技術です。自分で一通り患者さんの検査を行い、わからないことやエコー所見に自信がないときは先生方に指導を仰ぎ、検査中またはその後にフィードバックを頂きます。はじめは教科書にあるようなきれいな像が出せずに四苦八苦していましたが、最近は患者さんの体格に合わせてどの角度でプローブを当てればよいか少しずつ分かってきました。エコー装置の操作にも慣れてきたため、救外で心疾患の疑いがある方が来院した際は積極的にエコー検査を行っていきたいです。
午後は心臓カテーテル検査、PCIがあります。スワンガンツカテーテルは1年目研修医にもさせてもらえるので、緊張しますが指導医や後期研修医の先生に指導いただきながら頑張って技術の習得に励んでいます。
写真はACLS受講後の同期のT先生とS先生です。県中の初期研修医は三回に分けてACLSを受講します。こちらも救命に必要な知識・技術なので早めに習得しようと思い、先週末に同期の6人と一緒に受講してきました。2日間長時間にわたってCPRを行ったため翌日は疲労もありましたが、早いうちにACLSを習得できて個人的にはとてもよかったです。習得した内容を今後の研修に生かしていきたいと思います。
さて、話は変わりますが、研修が忙しくなってくると運動不足になることはよくあることだと思います。医療人は体力がないとやっていけない、ということで県中にもフットサルやテニスなど、水面下でいろいろな「部活」が存在しているらしいです。私も同期のみんなと業務が終わった後に病院の近くをジョギングしていい汗を流しています。研修医同士だけでなく、上級医の先生方とも仲がいいのは県中の特徴の一つだと思います。
6年生の皆さんはもうすぐマッチング本番ですね。最近気温が上がって夏本番といった天候になってきていますが、体調を崩さないようにお気を付けください。研修医一同、マッチング試験前も見学・実習お待ちしています。